【書評】敗者のゲーム
どうも、bamvooです。
今日は書評です。チャールズ・エリス著の敗者のゲームです。
私は今まで、優待を楽しみに待ついわゆる優待族のような投資スタイルだったのですが、改めて投資を通じて資産を築こうとした場合にはそれだけでは不足感を感じていました。
そこで、最近中小型株でファンダメンタル重視の投資スタイルを確立したいと思っており、そのために書籍を購入して研究しています。
今回は敗者のゲームで学んだことをアウトプットしたいと思います。
- エリスが重要視する投資スタイル
- インフレのダメージ
- 私のアクションアイテム
■エリスが重要視する投資スタイル
エリスの投資スタイルは、「自分で確固たる投資基本方針を編成し、それに基づいてポートフォリオを構成する」というものです。
本書の中では、自分の投資基本方針に基づいて、意図しないリスクを避けることが重要と書かれています。観点は利益が出る、出ないというようりは、自分の意図したとおりのリスク管理ができているかというところにあります。
そして、この運用基本方針は最も強力なパニックの予防薬となり、あのリーマンショックのような下落相場でも、ただ投げ売りするのではなく、あくまで自分の方針に基づいて行動することが重要になります。
■インフレのダメージ
もう一つ印象に残ったのは、インフレのダメージについて書かれた部分です。例えば3%のインフレ率では24年で資産が半減します。
今、安部政権下ではインフレ目標2%としています。2%の場合、だいたい35年で資産が半減します。これを考えると、今のうちから資産形成を考えておくことはやはり重要なのかなと思います。
■私のアクションアイテム
投資基本方針を書いてみました。私の場合、まだ30代ということもあり、リスクに関してはかなり高めでもいいのかなと思います。
現預金は300万円ほど残し、残りは全て投資信託または個別株投資に回したいと思います。
ただ、数字を決めるところまでは比較的容易なのですが、正直あとの部分をどう書いていいのか非常に難しく、今でも固まりきっていません。
もっと勉強して、自信が持てる投資基本方針をいつか書けるように頑張りたいと思います。
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