【書評】「経済は感情で動く」から投資関連項目を学ぶ
経済は感情で動く はじめての行動経済学 [ マッテオ・モッテルリーニ ]
どうも、bamvooです。
投資をするに当たって勉強するといいといわれる行動経済学に一度触れてみたいと思いたち、「経済は感情で動く」を読んでみましたので、投資に関わりそうな項目についてアウトプットしておきたいと思います。
全体を通じて、人間は概して理性ではなく感情で動き、必ずしも論理的な結論を導けるわけではないと語られます。
株式であれば、業績好調でも値下がりすることもありますし、納得できる部分もありましたが、全てを人間の感情のせいにするのではなく、限られた材料の中で値上がり・値下がりの理由を見つけていく姿勢は常に持ち続けて経験を積んでいきたいと思います。
【投資に関わる項目】
・[現状維持バイアス] 株価の予測は、どうしても自分の持っている株に甘くなりがち。
私は恐らく、全ての株に対して甘くなりがちな部分がありますので、リスクの意識をもっと高く持ちたいと思います。
・[フレーミング効果] 確実に得をする確率が高いときには慎重になり、確実に損をする場合は余計にリスクを負う。
まずは確実に得をする確率を掴むのが難しい気が・・・
・[損失回避] 得している株は売り、損している株は手放さない
これ、経験あり。どうしても含み益のある株を売り、含み損の株は持ち続けてしまう。気を付けたいと思います。
・成功すれば自分のため、失敗すれば他人やほかのことのせい。これでは将来も同じ失敗を繰り返す。つらいことかもしれないが、自分の誤りを認めることが前進の鍵となる。
失敗したときこそ、原因の分析を通して理由を明確化していきたいと思います。
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