【書評】ピーター・リンチの株の法則
どうも、bamvooです。
今日は書評です。ピーター・リンチの株の法則です。
ピーター・リンチの株の法則 90秒で説明できない会社には手を出すな [ ピーター・リンチ ]
ピーター・リンチはマゼランファンドの運用で全米No.1のファンドマネージャと呼ばれた人物です。前著「ピーター・リンチの株で勝つ」も読みましたが、その投資手法は企業をしっかり分析して投資するという基本に即した内容になっており、私も常々手法を参考にしています。
株の本なのに、なんだかわくわくしてくる内容で、いかに著者が株好きだったかがわかってきます。
今回の書籍では著者が20年間の投資生活で学んだ教訓が書かれていますが、それがまた秀逸です。
・個人投資家としての強みは、自分がすでに持っているものの中にある。理解している企業や業界に投資することによって強みを生かせば、プロをしのぐ運用成績を上げることができる。
・短期(数か月や数年に及ぶ)には企業の成功と株価との間に相関関係が見られないことがある。しかし長期的には両者は100%相関する。
・自分はどんな株を持っているのか、なぜそれを持っているのかを把握しておく。
・一度に保有するのはせいぜい5銘柄程度で、それより多くする必要はない。
・株を売るのは、あくまでもその企業のファンダメンタルズが悪化したときにしよう。
非常に心強い言葉で、かつ実直です。
私も過去、スケベ心だけで投資した際はだいたい損失を出して終わってしまっています。常に自分のした投資行動に合理的かつ長期的に報われるような理由がつけられるように今後とも臨んでいきたいと思います。
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